
日本で「英語資格」といえば、まず思い浮かぶのが「TOEIC(トーイック)」
就職活動や昇進試験などで定番の資格ですが、近年では「IELTS(アイエルツ)」という試験の名前を耳にする機会も増えてきました。
とはいえ…
- 「TOEICとIELTSって何が違うの?」
- 「どっちを受ければいいの?」
- 「スコアの目安や換算方法は?」
といった疑問を持つ方も多いはず。
この記事では、スコア換算表・難易度・目的別のおすすめ選び方をわかりやすく比較解説していきます。
さらに、TOEFL・英検・CEFRなど他の英語資格とのスコア比較表も掲載しています。
ぜひ最後まで読んで、あなたに合った英語試験を見つけてください!
IELTSとTOEICの基本比較表
IELTSとTOEICの試験概要についてまとめてみました!
項目 | IELTS | TOEIC |
---|---|---|
測定技能 | ・リスニング ・リーディング ・ライティング ・スピーキング | ・リスニング ・リーディング ※スピーキング・ライティングは別試験 |
スコア範囲 | 0〜9.0 (0.5刻み) | 10〜990点 (5点刻み) |
試験時間 | 約2時間45分 | 約2時間 |
主な用途 | ・海外留学 ・永住権申請 ・海外就職 | ・国内就職 ・昇進 / 昇格 ・スコア証明 |
試験形式 | 記述式&面接式スピーキング | 選択式中心 (マークシート) |
TOEICは国内企業での評価が高く、「就職・転職」での活用がメイン。
一方、IELTSは「海外進学・移住」を目指す人に必要な試験です。
【目安】英語試験スコア換算表
代表的な5つの英語試験(IELTS・TOEIC・TOEFL・英検・CEFR)を比較したスコア換算表です。
※各試験は評価基準が異なるため、あくまで「おおよその目安」です。
IELTS | TOEIC | TOEFL iBT | 英検 | CEFR |
---|---|---|---|---|
8.5 – 9.0 | ― | ― | ― | C2 |
7.0 – 8.0 – | 870 – 990 | 95 – 120 | 1級+ | C1 |
5.5 – 6.5 | 600 – 870 | 72 – 94 | 準1級 ~ 1級 | B2 |
4.0 – 5.0 | 450 – 600 | 42 – 71 | 2級 ~ 準1級 | B1 |
0 – 3.5 | 10 – 440 | 0 – 41 | 準2級以下 | A1- A2 |
参照:文部科学省
「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」
難易度の違い:IELTSの方が断然ハード?
TOEICは基本的に2技能(聞く・読む)中心の選択式。
(※Listening & Reading / Speaking & Writingの2つのテストで4技能が測定可)
一方、IELTSは4技能(話す・書くも含む)を本格的に評価します。
特にIELTSは…
- ライティングで英作文(グラフ説明+意見エッセイ)が必須
- スピーキングが試験官との1対1の面接形式
- リスニング・リーディングも設問形式が多様&記述式
- イギリス英語・オーストラリア英語の発音も頻出
TOEIC800点以上でも、IELTSで6.0を取れないケースもあるほど試験の質が異なります。
(筆者もどちらの試験も受けてますが、断然IELTSの方が難易度が高いと感じました。)
IELTSとTOEICどっちを選べばいい?
「国内就活 or 海外進学・移住」かで大きく分かれるのがポイントです。
目的 | おすすめ試験 |
---|---|
海外大学・大学院への進学 | IELTS / TOEFL |
オーストラリア・カナダへの移住 | IELTS / TOEFL (ビザ要件) |
グローバル企業への就職・転職 | IELTS / TOEFL (英語4技能の証明が有効) |
国内企業への就職・昇進 | TOEIC / 英検 (スコアで書類通過しやすい) |
英語力を客観的に把握したい | 目的に応じてどちらでも可 |
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まとめ:IELTSとTOEIC、どっちがあなた向き?
IELTSとTOEICについてまとめてみました!
こんな人におすすめ | IELTS | TOEIC |
---|---|---|
留学・移住を目指したい | ○ | ― |
国内で就職・転職活動中 | ― | ○ |
英語4技能を鍛えたい | ○ | ― |
まずは英語力の現状を知りたい | ― | ○ |
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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