
IELTS Writing Task1の「地図 (Map)」問題は、グラフや表とは異なり変化や位置関係を説明する力が求められるパートです。
「何を書けばいいか分からない…」
「変化は分かるけど、英語で説明できない…」
このように感じていませんか?
実はMap問題は、書き方の型と表現パターンが決まっているため、対策すれば安定して高得点を狙えるパートです。
この記事では、
- Map問題の特徴
- 書き方の手順(4ステップ)
- Overviewの作り方
- そのまま使えるテンプレ&例文
を分かりやすく解説します。
IELTS Writing Task1Map (地図) とは?
まず、IELTSライティングは以下の2つのタスクで構成されています。
| 項目 | Task1 (図表問題) | Task2 (エッセイ) |
|---|---|---|
| 内容 | グラフ・表・地図などの情報を要約 | 自分の意見を論理的に述べる |
| 試験時間 (目安) | 約20分 | 約40分 |
| 語数 | 150語以上 | 250語以上 |
| 配点 | 低め | 高め |
IELTS Writing Task1(アカデミック)では、図表や地図の情報を整理し、要点を客観的に説明する力が求められます。
主な出題パターンは以下の通りです。
- 過去 → 現在の変化
(例:町の開発・再開発) - 現在 → 未来の計画
(例:都市開発プラン) - 2つの時点の比較
(例:2000年と2020年の違い)
グラフのように数値を比較するのではなく、「何がどこにあり、どう変化したか」を順序立てて説明するのがポイントです。
例題で書き方を確認する
<問題文>
The maps below show the changes that took place in a small town between 1990 and 2020, including developments in infrastructure, housing, and public facilities.
Summarise the information by selecting and reporting the main features, and make comparisons where relevant.

<解答例>
The maps provide an overview of how a small town changed over a 30-year period, particularly in terms of infrastructure, housing, and public facilities.
Overall, the town became more urbanised, with clear spatial differences between the northern and southern areas in terms of land use and infrastructure development.
In the northern part of the town, the most notable change was the expansion of residential areas. In 1990, this area was largely undeveloped, with only a small number of houses and extensive areas of open land. By 2020, however, much of this space was replaced by new housing developments. In addition, a school and several recreational facilities were introduced, indicating a shift towards a more community-oriented urban layout.
In contrast, the southern area experienced major improvements in infrastructure. The road network, which was relatively limited in 1990, was significantly extended and modernised by 2020, leading to improved accessibility throughout the town. At the same time, several areas of open land were replaced to make space for expanded transport routes and public facilities.
IELTSライティング Task1の進め方(時間配分)
Task1は約20分という限られた時間の中で、「分析 → 作成 → 見直し」まで行う必要があります。
まずは全体の流れを押さえておきましょう。
① 図を分析&構成を考える(約2〜3分)
いきなり書き始めるのはNGです。
<最初にチェックするポイント>
- いつの地図か
(年数・時系列) - 何が変化しているか
(増加・減少・新設・撤去) - 大きな変化
(全体の特徴) - 変化のタイプ
(都市化・拡張・再開発など)
➡この時点で「Overviewの内容」を決めておくのが重要です。
② 構成に沿って書く(約15分)
Task1は「型」が決まっているため、流れに沿って書けばOKです。
【基本構成】
・Introduction (導入)
・Overview(全体概要)
・Details①(詳細)
・Details②(詳細)
➡「時系列 or エリアごと」に整理して書くのがポイント
③ 採点基準を意識する
ただ書くだけではなく、評価ポイントを意識することが重要です。
IELTSライティングの評価基準
| 評価項目 | 評価されるポイント&スコアアップのコツ |
|---|---|
| Task Achievement (課題達成度) | ・全体の傾向(Overview) を示せている ・主要なポイントを漏れなくカバーしている ・データを使って具体的に説明する ・すべてではなく「重要な情報」を選ぶ |
| Coherence and Cohesion (論理性と一貫性) | ・情報を論理的に整理する ・段落構成を明確にする ・接続語を適切に使えている |
| Lexical Resource (語彙力) | ・幅広い語彙を使えている ・同じ単語の繰り返しを避ける ・適切な単語・コロケーションを使う ・スペルミスに注意する |
| Grammatical Range and Accuracy (文法の幅と正確さ) | ・さまざまな文構造を使えている ・シンプル+複雑な文をバランスよく使う ・文法ミスを減らす ・関係代名詞や比較構文などを使う ・句読点も正しく使う |
④ 見直し(約1〜2分)
最後に必ずチェックの時間を取りましょう。
- スペルミス
- 時制
(過去→現在の変化になっているか) - 主語と動詞の一致
- 冠詞(a / the)
- 位置関係の表現ミス
(north / south など)
➡ この1〜2分でミスを減らせるため、スコアに直結する重要な工程です。
IELTS Writing Task1 地図(Map)の書き方【4ステップ】

Task1は、次の4パートで書きます。
この流れを固定するだけで、安定して書けるようになります。
- Introduction (導入)
- Overview (全体概要)
- Details①(詳細)
- Details②(詳細)
① Introduction(導入)
問題文を言い換えて、「何の地図か」を説明するパート
➡自分の意見・分析は一切不要
<元の問題文(Before)>
The maps below show the changes that took place in a small town between 1990 and 2020, including developments in infrastructure, housing, and public facilities.
<言い換え(After)>
The maps provide an overview of how a small town evolved over a 30-year period, particularly in terms of infrastructure, housing, and public services
【変化ポイント】
・show
→ provide an overview of / illustrate / present
・the changes that took place
→ how ~ evolved / how ~ changed over time
・between 1990 and 2020
→ over a 30-year period
・including developments in ~
→ particularly in terms of / with regard to
➡ 単語だけでなく、文構造ごとパラフレーズすることが高評価のポイントです。
「change」「development」など「変化を表す語」を軸に言い換えるのがコツ
② Overview(全体概要)
Overviewでは細かい説明ではなく、全体の流れをざっくりまとめます。
ここが弱いとスコアが伸びにくいので注意です。
【チェックポイント】
・全体としてどう変化したか
(都市化・発展など)
・大きく増えたもの / 減ったもの
・特徴的な変化
(道路・住宅・施設など)
➡ 細かい位置や個別の説明は書かないのがポイント
例文)
Overall, the town became more urbanised, with clear spatial differences between the northern and southern areas in terms of land use and infrastructure development.
③ Details①(詳細)
北エリアの変化(過去→現在)
(エリアごとに書く場合)
【書き方のコツ】
・過去形を使う
・全体→細部の順で説明
・位置関係を意識する
(north / south など)
➡ 「何がどう変わったか」を明確にするのが最重要
例文)
In the northern part of the town, the most notable change was the expansion of residential areas. In 1990, this area was largely undeveloped, with only a small number of houses and extensive areas of open land. By 2020, however, much of this space was replaced by new housing developments. In addition, a school and several recreational facilities were introduced, indicating a shift towards a more community-oriented urban layout.
④ Details②(詳細)
南エリアの変化(過去→現在)
(エリアごとに書く場合)
例文)
In contrast, the southern area experienced major improvements in infrastructure. The road network, which was relatively limited in 1990, was significantly extended and modernised by 2020, leading to improved accessibility throughout the town. At the same time, several areas of open land were replaced to make space for expanded transport routes and public facilities.
MAP問題で意識すべきポイントまとめ
- 時系列(過去 → 現在)で書く
- 変化(increase / decrease / replace)を明確にする
- 位置関係(north / next to / in the center)を必ず入れる
- 受動態(was built / was replaced)を使う
IELTS Writingのおすすめ勉強法
ここまでで書き方は理解できたと思いますが、実際にスコアを伸ばすにはインプットだけでは不十分です。
- 位置関係を英語でうまく説明できない
- 同じ表現(change / increase)ばかり使ってしまう
- どこまで書けばいいか分からない
ここでスコアを一気に伸ばすカギになるのが「添削」です。
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「書き方は分かったけど、自分の英文が正しいのか不安…」
「位置関係の表現や時制が合っているか分からない…」
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IELTS Writingは、英文の自然さ・論理性・語彙や文法の正確さが評価されるパートです。
ただ、独学だと
- 同じ表現を繰り返してしまう
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まとめ
IELTS Writing Task1(地図問題)は、「場所の変化や配置を正確に説明する力」が求められるパートです。
- 4つの構成(Introduction / Overview / Details① / Details②)で書く
- Overviewで全体の変化を必ずまとめる
- 時系列(過去→現在)またはエリアごとに整理する
- 位置関係(north / next to など)を明確にする
- 受動態(was built / was replaced)で変化を表現する
これらを押さえるだけで、答案の質は大きく変わります。
さらにスコアを伸ばすには、「添削→改善」のサイクルを回すことが重要です。
独学で悩み続けるより、1回フィードバックを受ける方が圧倒的に効率的です。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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