
「地図問題になると急に分からなくなる…」
「left / rightで混乱して毎回ミスする…」
そんな悩みはありませんか?
IELTSリスニングのMap / Plan Labellingは、「位置を素早く判断する問題」です。
この問題で重要な要素は3つです。
- 方向
(left / right / north / south) - 位置関係
(next to / between / corner) - 言い換え・修正
(but / however)
このあたりでつまずく人が非常に多いです。
この記事では、解き方の手順(5ステップ)+例題を使って、問題を安定して解けるように解説します。
IELTS Listening とは?
IELTSリスニングは、英語の音声を聞きながら問題に答える試験で、日常会話からアカデミックな内容まで幅広く出題されるのが特徴です。
「Academic」「General」どちらを受験する場合でも、同じ問題が出題されます。
IELTS Listening 基本情報
- 全40問
(4セクション) - 試験時間:約30分
- 音声は1回のみ再生
(聞き直し不可) - 前半:日常会話
(予約・案内など) - 後半:講義などのやや難しい内容
➡ 一発勝負の試験で、後半ほど難易度が上がります
IELTSリスニングでは、以下のような複数の問題形式が組み合わさって出題されます。
- Matching
(マッチング) - Multiple Choice
(選択問題) - Plan / Map / Diagram Labeling
(地図・図表のラベリング) - Form / Note / Table / Flow Chart / Summary Completion
(記入式問題) - Sentence Completion
(文完成) - Short Answer Questions
(短答式問題)
IELTS Listening スコアの仕組み
正解数でBandスコアが決まります。
(40問中の正答数)
以下は、正答数とBandスコアの目安をまとめた換算表です。
| 正答数 | Bandスコア |
|---|---|
| 39–40 | 9.0 |
| 37–38 | 8.5 |
| 35–36 | 8.0 |
| 32–34 | 7.5 |
| 30–31 | 7.0 |
| 26–29 | 6.5 |
| 23–25 | 6.0 |
| 18–22 | 5.5 |
| 16–17 | 5.0 |
詳しい試験内容やIELTS Listening の採点基準を詳しく知りたい方はこちら↓↓
IELTS Listening 地図・見取り図 (Map/Plan Labelling) とは?
IELTSリスニングの「Map / Plan Labelling」とは、地図や見取り図をもとに、正しい場所にラベル(答え)を当てはめる問題形式です。
Map と Plan の違い
- Map(マップ):
公園・街・キャンパスなどの屋外の地図 - Plan(プラン):
建物内の配置図・見取り図
(図書館・カフェ・博物館など)
➡ 対象は違いますが、解き方はほぼ同じです。
出題形式
Map / Plan Labellingは、主に選択肢(A〜Hなど) から選ぶ形式で出題されます。
※記述式で単語を書き込むパターンもありますが、現在のIELTSでは頻度は低く、基本は選択式と考えてOKかと思います。
例題で確認
<問題文>
Label the map below. Write the correct letter, A–I, next to Questions 21–26.
<リスト>
A. Café
B. Children’s Playground
C. Boat Hire
D. Car Park
E. Information Centre
F. Picnic Area
G. Public Toilets
H. Viewing Platform
I. Flower Garden

<音声スクリプト>
Now I’ll tell you about the layout of Riverside Park.
We’ll start at the entrance on the south side of the park.
As you go through the entrance, you’ll see a building on your right. This is the café.
Just to the left of the entrance, there is another building, which is used as the information centre.
If you walk straight ahead along the main path, you’ll come to a circular area in the centre of the park. Just beyond this, on the left-hand side, is the children’s playground.
Continuing towards the river on the eastern side, you will find a larger building. This is the boat hire, where visitors can rent boats.
If you then walk north along the river, you’ll reach a slightly raised area close to the water. This is the viewing platform, which offers a good view of the park.
Finally, in the north-west corner of the park, there is a quieter area known as the flower garden.
<解答>
21 → A(Café)
22 → E(Information Centre)
23 → B(Children’s Playground)
24 → C(Boat Hire)
25 → H(Viewing Platform)
26 → I(Flower Garden)
地図・見取り図 (Map/Plan Labelling) の解き方【5ステップ】
IELTSリスニングのMap / Plan Labellingは、聞き取った情報をもとに「位置関係」と結びつけて判断する必要がある問題です。単なるリスニング力だけでなく、図を理解しながら処理する力が求められます。
ここでは、スコアを安定させるための5ステップを詳しく解説します。
- 指示文を確認する
- 地図・見取り図を把握する
- 選択肢を先に確認する
- キーワードを聞き取る
- 解答する
① 指示文を確認する
最初に必ず確認するのが解答ルールです。
<問題文>
Label the map below. Write the correct letter, A–I, next to Questions 21–26.
- 「A〜Iのアルファベットで答える問題」
- 「記述か選択か確認」
- 「6か所埋める問題」
- 「地図の方角は固定」
② 地図・見取り図を把握する
次にやるべきは、地図全体の構造を理解することです。
(音声を聞く前に「地図の構造」を頭に入れる)
- 入口(Entrance)を探す
(南側:Entrance(入口)) - 中心(Center)を確認
(円形エリア) - 大きな目印をチェック
(river / road / building) - 東西南北の感覚をざっくり持つ
➡ 全部を覚える必要はありません。スタート地点と大きな目印だけ確認
③ 選択肢を先に確認する
まずリストを見たら、いきなり細かく覚えようとせず、「種類ごとにざっくり分ける」のがポイントです。
<リスト>
A. Café
B. Children’s Playground
C. Boat Hire
D. Car Park
E. Information Centre
F. Picnic Area
G. Public Toilets
H. Viewing Platform
I. Flower Garden
| カテゴリー | 該当項目 |
|---|---|
| 建物系 | Café / Information Centre / Boat Hire / Public Toilets |
| 屋外エリア系 | Playground / Car Park / Picnic Area / Flower Garden |
| 特殊スポット | Viewing Platform |
例えば音声でこう言われた場合:
“a building on your right… this is the café”
この時点で頭の中ではすでにこう処理されています:
- “building”=建物系に限定
- 候補は Café / Information Centre / Public Toilets / Boat Hire
- その中で「右側にあるカフェ」と一致
➡ 聞いた瞬間に「選択肢を絞れている状態」を作るのが目的です。
④ キーワードを聞き取る
ここがMap問題の中で最も重要なパートで、正答率はほぼこの段階で決まります。ポイントは「全文を理解すること」ではなく、場所を決めるためのキーワードだけを拾うことです。
<音声①>
As you go through the entrance, you’ll see a building on your right. This is the café.
この場合は、まず「entrance(入口)」を起点に位置関係を追います。そして “right(右)” と “building(建物)” が出た時点で候補が一気に絞られ、最後に “café” で確定します。
➡ 21 = A(Café)
<音声②>
Just to the left of the entrance, there is… the information centre.
ここでも基準は entrance です。“left(左)” という方向情報を捉えた上で、その位置にある施設が information centre と分かれば即答できます。
➡ 22 = E(Information Centre)
<音声③>
straight ahead… children’s playground.
「straight ahead(まっすぐ)」という進行方向が出た時点で、地図上の中央エリアをイメージし、その先にある playground を特定します。
➡ 23 = B(Children’s Playground)
重要ポイント(IELTSの罠)
<音声>
“on your right… actually, I mean on your left”
IELTSではこのように、言い直し(修正)が普通に発生します。
そのため、最初に聞こえた単語で即決するのではなく、必ず「最後に確定した情報」で判断することが重要です。
<音声④>
towards the river on the eastern side… boat hire
ここでは “river(川)” と “eastern side(東側)” が位置のヒントになります。その方向にある施設が boat hire です。
➡ 24 = C(Boat Hire)
<音声⑤>
north along the river… viewing platform
“north(北)” に沿って進むという方向情報とセットで、viewing platform が特定されます。
➡ 25 = H(Viewing Platform)
<音声⑥>
north-west corner… flower garden
最後は “north-west corner(北西の角)” という明確な位置指定があり、その場所に flower garden が対応します。
➡ 26 = I(Flower Garden)
⑤ 解答する
このステップで一番大事なのは、「正解を考える時間を作らないこと」です。迷ったら即次へ進むことが重要です。
問題でミスする人の共通点はこれです。
- 「Aかな?Bかな?」と迷う
- 前の問題に戻って確認する
- 完璧に理解してから解こうとする
しかし実際の試験では、音声は止まらないため、迷った時点で次の問題を取り逃します。
IELTS Listening のおすすめ勉強法

IELTSリスニングでスコアを伸ばすために重要なのは、「量」ではなく「やり方を固定すること」です。以下の3つを回せば十分にスコアは安定します。
効果的な学習法①|精聴+ディクテーション
まず最優先は「聞こえない原因をなくすこと」です。
これはリスニングの基礎力そのものを作るトレーニングです。
<基本のやり方>
「書く → 確認 → 修正 → 再確認」までがセット
- 音声を1文ずつ止める
- 聞こえた通りに書く
(ディクテーション)
※聞き取れなくても3回までは粘る - スクリプトで答え合わせ
- 聞き取れなかった原因を分析
- もう一度音声を聞く
(同じ音声を最低2〜3周する)
➡ 「なんとなく聞こえる」を「正確に理解できる」に変える
IELTSでよく落とすポイント
- 数字(13 / 30 / 15 など)
- 固有名詞(人名・地名)
- 複数形(s の聞き逃し)
- 前置詞(in / on / at)
➡ 「聞こえてたのに不正解」を防ぐ訓練になる
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効果的な学習法②|シャドーイング
「聞く+話す」を同時に鍛えられる、リスニング対策の王道トレーニングです。
特に音の認識力と処理スピードを上げるのに効果的です。
<やり方>
「聞こえた音をそのまま再現する」のがポイントです。
- 音声を流す
- 少し遅れてそのままマネして発音する
- スクリプトを見ながら修正
- 最後にスクリプトなしで再チャレンジ
(「できるまで繰り返す」が重要)
シャドーイングにおすすめ教材
- TED Talksのスピーチ動画
- 英語ニュース(BBC / VOA)
- IELTSのサンプル回答音源 など
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効果的な学習法③|過去問のやり込み
IELTSリスニングは、出題形式・トラップ・出題順がかなりパターン化されています。
そのため、過去問をやり込むことが最短ルートの対策です。
<基本の学習フロー>
- 本番と同じ条件で解く
(時間を測る・一発勝負) - スクリプトで答えを確認
- 聞き取れなかった原因を分析
(単語?音の連結?集中力?) - 音声をもう一度聞く
(できればシャドーイング)
➡「解きっぱなし」では絶対に伸びません。
IELTS対策におすすめの過去問教材
過去問対策でまず使うべきなのが、公式問題集です。
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まとめ
IELTSリスニングのMap / Plan Labellingは、単なる聞き取り問題ではなく、音声から「位置情報」を素早く判断する力が求められるパートです。
この問題で重要なのは次の3つです。
- 方向語に反応する(left / right / north / south)
- 位置関係の表現を拾う(next to / between / corner など)
- 考え込まず、即座に答えを置く
特にポイントになるのは、「全部を理解しようとしないこと」です。
Map問題は読解ではなく、情報処理のスピード勝負です。
そのため解き方は常にシンプルで、
- 聞く
- 位置を判断する
- すぐマークする
この流れを止めないことが、スコア安定の鍵になります。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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